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年率より遅延損害金・・・ 消費者金融で融資を受けようとする時に一番に気になるのが年率ではないでしょうか? 月々の利息金は融資を受けた時の年率より算出して決められ、それを元金と一緒に払うのが通例です。 高い年率で契約してしまえば、同じ借入額でも安い年率より高い金額を消費者金融に返済しなければなりません。 それと忘れてはいけないのが、『遅延損害金』です。 この遅延損害金が実は非常に厄介なのです。 ある消費者金融を例にとって見てみましょう。 【A社】 貸付利率 6.8%〜18.0% 遅延損害金 20.0% 人間は自分の都合のいい方にしか目がいきません。 ここで記載されている貸付利率は「6.8%〜18.0%」とありますが、新規での申し込みの場合通常は18.0%の利率が適用となります。 また、仮に6.8%の年率で借りていたとしても、遅延損害金は倍以上の20.0%となります。 【200万円を無担保で借りた場合の1日分の利息の変化】 実質年率18.0% 986円(1日の利息金額) 遅延損害金20.0% 1095円(1日の利息金額) どうですか?金額にしてみると以外に高いのが分かると思います。 このA社は不動産担保ローンもやっていますので不動産担保での計算もして見ましょう。 貸付利率 6.8%〜15.0% 遅延損害金 20.0% 【3000万円を不動産担保で借りた場合の1日分の利息の変化】 実質年率15.0% 12,328円(1日の利息金額) 遅延損害金20.0% 16,438円(1日の利息金額) 因みに上記で表している利息金額は1日分です。 年率はもとより、遅延損害金はちょっとした遅れでもかなりの金額を支払わなければならないので、契約時には必ず遅延損害金も確認するようにして下さい。 延滞しないことが一番良いのですが・・・ |